2000-04-25 ArtNo.22266
◆ALL、バス/トラックのシェア拡大に関わらず、総合シェア縮小
【チェンナイ】地元商用車メーカー、Ashok Leyland Ltd(ALL)のバス市場におけるシェアは、一昨年の44.5%から昨年(1999/2000)の45.2%に、トラック市場におけるシェアも30.4%から30.6%に、それぞれ改善したが、商用車市場全体におけるシェアは34.5%から34%に後退した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが23日報じたところによれば、ALLのAmol Sandil重役(マーケッティング担当ED)は、こうした不可解な現象が生じたのは、昨年は商用車中におけるバスのシェアが前年の28.6%から23.5%に後退したのが原因と説明した。ALLはバス市場でシェアを僅かに拡大したものの、バスの市場規模そのものが縮小したため、同社の商用車市場全体におけるシェアは縮小したと言う。
昨年ALLとTata Engineering and Locomotive Company Ltd (Telco)は合計10万3911台の商用車を販売した。ALLの販売台数は3万5350台で市場シェア34%、Telcoは6万8561台を販売した。これに対して一昨年の商用車販売台数は7万8690台、内ALLが2万7109台(34.5%)、Telcoが5万1581台を占めた。
昨年のバス販売台数は全体で2万2494台で、内ALLが1万20台(44.5%)、Telcoが1万2474台をそれぞれ販売した。一昨年は全体で2万4469台が販売され、内ALLが1万1062台(45.2%)、Telcoが1万3407台を販売した。
昨年のトラック販売台数は7万9442台で、内ALLが2万4288台を販売、30.6%のシェアを占めた。一昨年のトラック販売台数は5万6196台で、内ALLが1万7089台を販売、シェアは30.4%だった。
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