2000-04-24 ArtNo.22259
◆昨年のエンジニアリング輸出US$46億、15%アップ
【ニューデリー】昨年(1999/2000)のエンジニアリング輸出は46億米ドルと、前年の40億米ドルに比べ15%の成長を見た。
インディアン・エクスプレスが21日、エンジニアリング輸出振興協会(EEPC)のJS Bhasin会長の発言を引用し報じたところによれば、米国向け輸出がエンジニアリング輸出全体の40%を占めた。今年度(00/01)のエンジニアリング輸出は15~16%増の53億米ドルに達する見通しだ。
米国以外の主要輸出先には、アラブ首長国連邦、英国、ドイツ、フランス、スリランカ、バングラデッシュ、サウジアラビアが含まれ、政府はブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリを潜在市場として注目している。
欧州連合(EU)は昨年インドから9億6000万米ドルを輸入、最大規模の単一市場を成している。このためEEPCは4月26日より2日間にわたりニューデリーで契約製造に関する欧州/インド会議を主催する。同会議ではISO9000認定証を有し、その製品を輸出した経験を有する地元エンジニアリング企業159社が欧州企業27社と一対一の商談を催し、提携の可能性を探る。
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