2000-04-24 ArtNo.22252
◆タワー・オート、AP州デザイン・センターの試運転開始
【ハイデラバード】自動車の構造/シャーシ/懸架装置部品/アセンブリーの設計・製造を手掛ける年商22億米ドル、米国拠点のTower Auto Inc(TAI)は、アンドラプラデシュ州ハイデラバードのサイバー・タワーに設けたデザイン&テクノロジー・センターの試運転を開始した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが20日報じたところによれば、先週水曜、Chandrababu Naidu首席大臣の主宰の下に、ハイテク・シティーのサイバー・タワーに設けられたTAIセンターの開所式が催された。Tower AutomotiveのJames W. Arnold副社長(アジア業務担当)によると、同社はパートナーシップ、買収、合併を含むイニシアチブを通じて新市場を開拓する戦略を採用、過去数年間に7社を買収した。グループの30のビジネス・ユニットは世界の49カ所に営業拠点を設けており、ハイデラバードの新センターはオランダ拠点Tower Automotive BVの100%出資子会社として経営される。
タワー・オートモーティブの世界事業計画に関わるKishen Kavikondala氏によると、外国投資促進局(FITB)からは2.25クローの投資を認可されており、同投資は主に自己資本により賄われる。インドではチェンナイ、ムンバイ、ニューデリーへと段階的に事業の拡張を図る。
中国における51%出資の合弁会社の年商は約3000万米ドル、韓国の合弁会社のそれは約4億米ドルで、横浜のテクニカル・オフィスも最近営業を開始した。グループの今年通年の営業額は26億米ドルに達する見通しと言う。
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