2000-04-20 ArtNo.22243
◆3コンソーシアム、ネール港化学ターミナル契約競う
【ニューデリー】マハラシュトラ州Navi MumbaiのJawaharlal Nehru Port Trust(JNPT)に2000クロー(US$4.58億)を投じ、マリーン・ケミカル・ターミナルを建設するためのBOT(建設/経営/引渡)入札は、一次選考を通過した1)Indian Oil Tanking-Indian Oil Corporation-IBP Ltd、2)United Storage Tanking Terminal-IMC-Van Ommeren、3)Dredging International-IPEM N.V. の3コンソーシアムにより争われることになった。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが19日報じたところによると、1998年12月に募集された同入札の落札者は今年10月には判明し、年間1500万トンの処理能力を有するターミナルの建設契約が発注される見通しだ。
同ターミナルが完成するなら港湾処理量が大幅に拡大、JNPTは1600クロー(US$3.67億)の債務の大部分を早期返済でき、JNPT法人化計画も加速する見通しだ。政府はその時点で未返済のローンを資本に転換、政府の完全出資子会社として法人化するものと見られる。観測筋はJNPTが利益を計上した段階で、政府がその持ち分を売却することができると見ている。
|