2000-04-18 ArtNo.22209
◆給油システムのUcal、今年は2輪車市場開拓に照準
【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ拠点の指導的なガソリン・エンジン給油システム・メーカー、Ucal Fuel Systems Ltd(UFSL)は、Maruti Udyog Ltd(MUL)やHyundai Motor等のメイン顧客の需要に応じるとともに、二輪車市場の開拓に照準を合わせている。
UFSLのS Muthukrishnan会長及びS Adhimoolam重役(MD)が先週土曜記者会見したところによると、17クローを投じてGurgaonに設けた第3工場は17日に稼働、MUL向けエレクトロニク・フュエル・インジェクション(EFI)システムをジャスト・イン・タイム・ベースで製造する。
1989/90年に当初投資額12.5クローでスタートしたUFSLは、ミクニとMULとの緊密な提携の下、これまでに200万台のキャブレターを製造、その88%をMULに納入した。また2輪車用キャブレターをTVS-Suzukiを初めとする2輪車メーカーに供給している。
これまでに研究開発(R&D)費4.5クローを含め累積30クローを投資、内EFI関連のハードウェアのみに19クローを投じた。Maraimalainagar、Pondicherry、Gurgaonの3工場には合計800人が就業している。
昨年の営業額は40%増の145クローを記録、純益は前年の9.6クローを10%上回ったものと見られる。今年の売上は180クローが見込まれ、特に2輪車ビジネスの75%の成長が予想されると言う。
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