2000-04-18 ArtNo.22202
◆米国ベンチャー会社、インドIT企業にUS$1億投資
【バンガロール】カリフォルニア拠点のベンチャー・キャピタル会社Banyan Venture Partners(BVP)は向こう12~18ヶ月間にインドの情報技術(IT)企業に1億米ドルを投資する計画だ。
BVPのマネージング・パートナー、PV Kannan氏によると同社は2ヶ月以内にバンガロールにオフィスを設け、ナリッジ・ウェブ・ベースのビジネス機会を探る。既にバンガロール拠点の電子顧客関係管理(eCRM)サービス会社24/7 customer.comに500万米ドルを投資した。インディアン・エクスプレスが16日伝えたところによれば、これはインドにおける初歩的な投資で今後さらに多くの資金を注入する。第1期計画では先の500万米ドルを含め、2000万米ドルが投資されるが、残りの1500万米ドルも間もなく様々なテクノロジー企業に注入される。
バンガロール、デリー、ハイデラバードのIT会社3社と目下交渉を進めており、これら3社には恐らく各500万米ドルが投じられる。
BVPはKannan氏の他、やはり非居住者インド人(NRI)のShanmugam Nagarajan氏とSudhakar Kosaraju氏をパートナーとしている。BVPインド事業の主任を務めるNagarajan氏によると、同社は米国在住NRIテクノロジー企業をターゲットに、資金調達も行っており、目下NRI10~15人と交渉を進めている。こうして調達した資金は全てインド企業に投資する方針と言う。
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