2000-04-17 ArtNo.22198
◆タタ、ムンバイ港キャプティブ停泊施設建設契約獲得
【ニューデリー】運輸省はムンバイ港Pir Pauに石炭と一般貨物用のキャプティブ停泊施設を設ける工事をTata Electric Company (TEC)に委ねた。
インディアン・エクスプレスが14日報じたところによれば、ムンバイ港湾局(MPT)は1995年10月に見積もりコスト200クロー(US$4584万)の関係工事入札を募集、8社が入札書類を購入したものの、実際に入札したのはTEC1社のみだった。
MPTは1997年6月に契約発注許可を運輸省に申請したが、TECが契約条件に対する修正を求めたことから、契約発注に至までに更に3年を要した。
契約はBOOT(建設/所有/経営/引渡)方式のものだが、水域と土地の所有はMPTに帰し、ライセンスの期限は試運転後30年。TECは1年目に50万トン、2年目に100万トン、3年目以降に150万トン以上の交通量を保証、最低基本ロイヤルティーは初年度が0.65クロー(US$14.8万)、2年目は1.3クロー、3年目は2クローとなっている。
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