2000-04-17 ArtNo.22191
◆エイサー、ネット・アプリケーション開発パートナー物色
【台北】台湾のパーソナル・コンピューター(PC)メーカー、Acerはインドの地元パートナーと共同でインターネット関連のソフトウェア・アプリケーションを開発するため、技術力を有するパートナーを物色している。
インディアン・エクスプレスが14日、エイサーのStan Shih会長兼CEOの発言として伝えたところによれば、エイサーはまた同社のインド事業に共同投資する地元パートナーも探している。こうした合弁事業にエイサー自身は資金/技術とともに市場アクセスの便宜を提供する。提携は合弁もしくは出資を伴うパートナーシップ方式が考えられ、エイサーの企業文化やポリシーを理解するパートナーが求められる。
エイサーはそれ自身のソフトウェア面のニーズを満たすアウトソーシングの拠点としてよりも、エイサーが製造し、全世界に供給する製品のオリジナル・デザインを開発し得るインドのソフトウェア技術の活用に関心を抱いている。
情報アプリケーションの誕生がPC販売に脅威を及ぼす中で、エイサーはPC製造施設に対する多額の投資を防衛し、こうしたリソースを利用して新たな情報アプリケーション製品を生みだすことを目指していると言う。
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