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2000-04-12 ArtNo.22146
◆タミールナド、中小港の再開発梃子に州経済の成長加速目指す
【チェンナイ】タミールナド州政府は1000キロに及ぶ海岸線に点在する小規模な港湾を州経済の成長を加速するゲートウェイとして再開発する計画だ。
インディアン・エクスプレスが10日報じたところによると、州政府の海事局は工業化に伴う貨物輸送の潜在性を有する中小港をリストアップするとともに、開発マスタープランの作成に取り組んでいる。
タミールナド州政府のP T Kiruttinan運輸部長によると州政府は中小港湾の内ColachelとCuddaloreにメガポートを開発することを提案しており、KanyakumariディストリクトのColachelにはマレーシア政府と共同でコンテナ・ハブを設ける計画だ。しかしケララ州政府は、同港から数キロのVizhinjamに大型港湾を開発することを計画中と言われ、ケララ州がその計画を実行すれば、Colachelは脅威を受けることになる。
CuddaloreにBOOT(建設/所有/経営/引渡)方式により全天候型の港湾を設ける計画は、予備選考を通過したReliance Industries Ltd とInternatioanl Sea Ports (India) Ltdが最終入札書類を提出したものの、州政府はまだ裁定を下していない。州政府当局は目下、同港に将来寄港する船舶の交通量と貨物処理量の算定を進めているもようだ。
またRamnathapuramディストリクトのValinokkam港は、民間部門の参画を得て国内第2の船舶解体センターにすることが提案されている。この他、一部の港は民間企業や公共部門企業のキャプティブ港として開発できる。
一方、中央政府の運輸省はチェンナイ港を東海岸のハブとして開発する計画で、Tuticorin portについても大型開発を準備している。
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