1995-07-03 ArtNo.2214
◆<星>米国国防企業ロックウェル、地域サービス・センター設置
【シンガポール】米国企業ロックウェル・ディフェンス・エレクトロニクスは先週金曜(6/30)、ロヤンにコリンズ・アビオニクス&コミュニケーションズ・ディビジョン(CACD)と命名された太平洋地域サービス・センターをオープンした。
CACD営業額の90%は国防機器関連の売上により占められているが、非軍事ビジネスも急速な成長遂げている。シンガポールでは域内の約20カ国にサーキット・ボード・レベルまでの修理、エンジニアリング現場支援、スペアー・パーツ、訓練等、フル・レーンジのサービスを提供する。同センターにはこれまでに800万Sドルが投じられたが、更に需要動向を見ながら数年内に300万Sドルが追加投資され、従業員も現在の32人から2、3年内に50人に増員される。同社の世界売上の伸びは6~8%だが、昨年のアジア太平洋地域営業額は10億米ドルに倍増した。同社の今後の重点開拓市場は中国と言う。(ST,BT:7/1)
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