2000-04-11 ArtNo.22126
◆ボカロ・スチール、US$3億債務不履行:DVC幹部
【カルカッタ】スチール・オーソリティー・オブ・インディアLtd(SAIL)傘下のBokaro Steel Plant(BSP)は今年3月末時点で電力会社Damodar Valley Corporation (DVC)に対して1314.50クロー(US$3.013億)の負債を抱えており、過去3ヶ月以来月額25クロー、合計70.94クローの返済を滞らせている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9日伝えたところによれば、中央政府とビハール州及び西ベンガル州政府の合弁に成るDVCを近く退任するA.K. Misra財務部長は8日、以上の消息を語った。それによると、国内鉄鋼部門は一般に最悪の時期を乗り切った感がある。DVCに対する返済義務不履行者にはこの他、西ベンガル州電力局(WBSEB:306クロー)、ビハール州電力局(BSEB:677.91クロー)、カルカッタ電力供給公社(CESC:59.22クロー)、Bharat Coking Coal(32.7クロー)が含まれる。電力供給をストップして債権回収を図るのは、賢明な策とは言えず、時間をかけ交渉する他ない。一方、DVCはNational Thermal Power Corporation (NTPC)に対して160.7クロー、Eastern Coalfields Ltd (ECL)に対して18.7クローの負債を有すると言う。
近くDVCの財務担当重役代行に就任予定のJ.B. Ambasta氏によるとDVCの99/00年度電力生産は5.6%増の81億3800万ユニット、電力売上は前年の1715クローから1935クロー(US$4.4億)にアップ、ピーク発電量は1948MW(メガワット)を記録した。また税引き利益は前年の133クローから232クロー(US$5318万)に拡大したと言う。
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