SEAnews 2000-04-10 ArtNo.22124

【チェンナイ】タミールナド州チェンナイ拠点のRadiant Software Ltd(RSL)はマレーシア企業Vision In Practice Sdn.Bhdと49：51の出資率で合弁会社を設立、マレーシアにおけるトレーニング／コンサルタント市場を開拓する。
ザ・ヒンドゥーが7日、ＲＳＬのS. Giridharan重役(MD)の談話を引用し、報じたところによると、合弁会社はマレーシアにソフトウェア訓練会社を設立するが、詳細は依然未定。
一方、オーストラリアのメディア・バロンKerry Packer氏と、地元テレコム企業Himachal Futuristic Communications Ltd (HFCL)のVinay Maloo会長、ストック・ブローカー、Ketan V. Parekh氏が共同で設立した2億5000万米ドル(1100ｸﾛｰ)のベンチャー・キャピタル・ファンド“KVP Ventures”は、ＲＳＬの10％のシェアを買収する方針だ。ＫＶＰは1株150ルピーでプロモーターの持ち分を買い取る。目下資本金900万ルピー(US$20.64万)のＲＳＬにはGujarat Venture Finance Ltd(GVFL)が10％出資、後者は別途2.2クローを投じ、普通追加型転換可能優先株(OCCPS)を購入している。
ＲＳＬは資本準備金の内2.90クローを特別配当株の発行を通じて資本に転換、自己資本を3.80クロー(US$87万)に引き上げる。これによりプロモーターの出資額が3500万ルピー、ＧＶＦＬが300万ルピーとなり、ＫＶＰベンチャーズはプロモーターの出資額から500万ルピーを引き継ぐ。
この他、Kothari Pioneer Infotech Fundが100万ルピー、Infrastructure Leasing and Financial Services(ILFS)が130万ルピーの出資を予定しており、また社員のために40万ルピー相当の株式が留保されている。
一方、ＲＳＬは額面10ルピーの株式146万株を公開(IPO)する予定で、これにより株式資本は5.80クロー(US$133万)に拡大、内プロモーターが52％を保持することになる。調達した資金は全国に20センター、海外に10センターを開設することを目指す30クロー(US$688万)の投資計画に充当する。Bank of Maduraは同プロジェクト・コストの10％の融資を認めていると言う。