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2000-04-10 ArtNo.22121
◆肥料製造協同組合ＩＦＦＣＯ、ＩＴ／保険ビジネスに進出
【ニューデリー】肥料製造協同組合大手Indian Farmers Fertilisers Co-operative(Iffco)は、外資との合弁により、資本金100クロー(US$2292万)の新会社を設け、損害保険、情報技術(IT)市場への進出を図る。
Suresh Prabhu化学・肥料相が6日語ったところによると、100クローの内IFFCOが74クローを拠出、外国パートナーが残りを出資する。IFFCOは今月14日の取締役会において最終決定を下す。
IFFCOのU S Awasthi会長兼MDによると、ＩＴプロジェクトは、Indian Research Organisationの協力の下に後者の衛星画像を利用した農業用地理的情報システム(気候／降雨／衛星画像／土地利用パターン／耕作地域の変化／灌漑／土壌タイプ等の月間報告を含む)の構築を目指すもの。協同組合のキオスクに公衆用コンピューターを設置、農民らがインターネットにアクセスし情報を収集するのを支援する。
インディアン・エクスプレスが7日伝えたところによれば、損保商品には農業／穀物／火災／海事／その他の既存商品や合弁パートナーと共同開発した新商品が含まれ、協同組合のネットワークが保険代理店網のベースになる。肥料業界や農民を対象にした特別パッケージも準備される。
IFFCOの2000年3月期営業額は前年の3820クローから4700クロー(US$10.77億)にアップ、利益は325クロー(US$7449万)を記録。また通年の肥料生産量も、尿素336万4000トン、リン酸塩191万2000トン、合計527万6000トンと、過去最高を記録した。
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