1995-07-03 ArtNo.2212
◆<星>AT&T/タイムズ、インターネット接続免許に1番札
【シンガポール】第3公衆インターネット・アクセス・プロバイダー(PIAP)免許入札には6グループが応札、地元タイムズ・パブリッシングと米国AT&Tインターナショナルのグループが510万1000Sドルの1番札を入れた。
PIAPは目下シンガポール・テレコム傘下のシングネットにより提供されており、最近スンバワン・グループを中心としたコンソーシアムに買収されることになったテクネットに第2PIAP免許が与えられることになっているが、シンガポール電信局(TAS)は5月に第3ライセンスの入札を募集、先月30日に締め切った。6グループの内NTTインターナショナル、ドイチェ・テレコム・アジア、セスダック登録のテレデータ(シンガポール)の合弁会社Tネット(シンガポール)Pte Ltdは160万1000Sドルを提示した。最低はシンガポール・プレス・ホールディングズの完全子会社SPHマルチメディアとシンガポール・テクノロジー・グループ傘下のSTテレコミュニケーションズの合弁会社サイバウェイPte Ltdの45万Sドルだった。TASは、入札額は審査の一要素に過ぎず、インターネット・ユーザーの拡大計画、サービス内容、料金体系なども考慮されるとしている。免許は9月までに発行される予定で、落札グループは12カ月以内にサービスを開始しなければならない。(ST,BT,LZ:7/1)
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