2000-04-10 ArtNo.22111
◆NTPC、US$22.9億投じ西部地区の発電能力拡張
【ムンバイ】国営電力会社National Thermal Power Corporation (NTPC)は、第10次5カ年計画期間に1万クロー(US$22.9億)を投じて西部地区に新たに2620MW(メガワット)の発電施設を設ける。
インディアン・エクスプレスが7日報じたところによれば、これらには、グジャラート州Kawasにおける1300MWと同州Gandharにおける650MWの両ガス発電事業、マドヤプラデシュ州Sipatにおける3×660MW火力発電施設の最初の2基の建設が含まれる。
NTPCのRD Gupta重役(ED)によると、別に西部地区に1660MWの発電施設を増設する可能性も研究している。これらとはVindhyachalの1000MWプロジェクトとSipatの660MWプロジェクト。
中央電力局(CEA)はSipatにおける7600クロー(US$17.4億)のプロジェクトに技術/経済認可を与えている。NTPCはマドヤプラデシュ州Bilaspaurに隣接した同現場における工事に近く着手、最初の660MWのユニットは62ヶ月以内に試運転を開始する。マハラシュトラ州電力局(MSEB)はSipatから638MWの電力購入を認めている。
NTPCは第10次5カ年計画期間には、東部地区、取り分けビハール州への進出を計画している。ビハールでは北部Karanpura(1980 MW)、Barh (980 MW)、Kahalagaon (1320 MW)の3つの石炭発電事業が検討されている。
この他ビハール州Nabinagarにおける1000MWの発電事業が計画されており、同発電所は第11次5カ年計画時に2000MWに拡張されると言う。
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