1995-07-01 ArtNo.2208
◆<印尼・星>観光共同プロモーション着手で合意
【ジャカルタ】ジャカルタで木曜(6/29)に開かれた観光協力閣僚委員会の初会議の席上、シンガポールとインドネシアはインドネシアの新観光地の共同プロモーションとマーケティングに早急に取り組むことで合意した。
今回の閣僚委員会会議の共同議長を務めたリー・シェンロン副首相とハルタルト貿易工業担当調整相が会議後記者会見し明らかにしたところによると、両国は観光開発を支えるインフラ整備プロジェクトの採算性調査を行う民間部門の共同委員会を設置することでも合意した。
両国は9カ月前に調印された2国間観光協定において、双方が共同で開発/プロモーションに当たる観光地としてジャワ島のヨグヤカルタとソロ、スマトラ島のパダン、ロンボク島、スラウェシ島のマナドとウジュンパンダンを指定したが、リー副首相は開会演説で、既に上記の各観光地に空路が設けられ、第1歩が踏み出されたことから、第2ステップでは、シンガポールの都市の魅力とインドネシアの自然の魅力を観光客にアピールする共同プロモーションが図られるべきだと指摘した。今回の会議にはシンガポール側からヨー・チュートン通産相、マー・ボータン運輸相、フィリップ・ヨー経済開発局(EDB)会長、タン・チンナム観光局(STPB)会長らが出席した。(ST,BT,LZ:6/30)
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