2000-04-05 ArtNo.22079
◆金融機関、公定歩合引き下げに対応、貸出金利引き下げ
【ムンバイ】中央銀行が先週土曜に公定歩合や現金準備率の引き下げを発表したのを受けて、3日には複数の銀行や長期貸出金融機関が金利を引き下げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン/エコノミック・タイムズが4日報じたところによると、これら金融機関とは、State Bank of India(SBI)、Industrial Development Bank of India(IDBI)、IFCI Ltdで、SBIは4月1日に遡って最優遇貸出金利(PLR)を12%から11.25%に75ベイシスポイント、また中期貸付金利を12%から11.50%に、それぞれ引き下げた。この他、各種ターム・ローン金利も4月4日から0.5~1%ポイント引き下げる。
IDBIは中期貸付金利(MTLR)を4月3日より13.5%から12.5%に引き下げ、個人向けはこれまで通りリスクに応じMTLRに最大3.5%ポイント上乗せする。またIFCIはPLRを13.5%から12.5%に引き下げた。他の公共部門金融機関も今週中に金利を下方修正するものと見られている。
|