2000-04-03 ArtNo.22048
◆AIG、韓国LGのソフト子会社に700クロー投資
【ニューデリー】米国の保険会社American Insurance Group(AIG)は韓国LGグループのソフトウェア子会社LG Soft India Pvt Ltd(LGSIL)に2001年までに段階的に700クローを投資、25%のシェアを占める。
LGSILのLalit Ahuja重役(MD)によると、AIGは既に第1段階として同社に7%出資しており、残りの18%のシェアも2001年までに取得、総投資額は300~700クローに達する見通しだ。AIGは情報技術(IT)投資基金を設け、IL&FSにその運用を委ねている。実際の投資はIL&FSを通じて行われる。
インディアン・エクスプレスが先週金曜(3/31)報じたところによれば、LGSILはAIGから得た資金を主にEコマース/ボイス・オーバーIP(インターネット・プロトコル)/ワイヤレス・アプリケーション(WLL)領域の3事業に充当する。同社はインドにおけるその他のソフトウェア関連投資機会も探る計画だ。
LGSILは、子会社を設けてインドにおけるEコマース領域の機会を探る計画で、この他インターネット対応ソフトウェア・ソルーションに関わる2つの事業を計画している。これら3事業への投資はLGSILの内部資金とAIGからの出資により賄われる。
LGSILは完全出資子会社LG Systemsを設立するとともに、米国拠点のインフォテック企業2社と50:50の対等出資により残りのボイス・オーバーIPプロジェクトとWLLプロジェクトを進める。
親会社のLGは既にインド・ソフトウェア市場に3500万米ドルを投資する計画を発表しており、LGソフトは今年半ばまでに米国に2セールス・オフィスを設ける認可を得ていると言う。
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