2000-04-03 ArtNo.22046
◆タミールナド・ペトロプロダクツ、新LAB製造施設計画
【チェンナイ】Tamilnadu Petroproducts Ltd(TPL)は東海岸のHaldiaもしくは他の港湾隣接地にリニア・アルキル・ベンゼン(LAB)プラントを設ける可能性を検討している。
ヒンデゥー・ビジネス・ライン/ザ・ヒンドゥーが先週金曜(3/31)、TPLの新聞発表及びD. Arunachalam同社重役(MD)の談話を引用して報じたところによると、プラントの年産能力は8万トン、コストは800クローと見積もられる。
工場建設地は未定だが、Haldia Petrochemicalsから原料供給が受けられるHaldiaは候補地の1つ。予備事業化調査は既に完了しており、建設地も近く決定される。
西海岸にはReliance、IPCL、Nirma、南部にはTPLがそれぞれLAB製造施設を設けているが、東海岸にはまだLAB製造施設が存在しない。東海岸にはLAB市場が存在するものの、現地に工場を設けないなら輸入品と競争することはできない。TPLがチェンナイにLAB工場を設けた際には、需要はほとんど存在しなかったが、今や60%の需要に応じるのがやっとになっている。したがって東海岸でも同様な経過を辿るものと見られる。
1999年12月期9ヶ月間の税引き前利益は63.03クロー、純益は46.03クローで、前年に比べ業績は改善したと言う。
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