SEAnews 2000-03-31 ArtNo.22030

【ニューデリー】Sony Indiaは広告代理契約に厳しいスタンスを採用する方針を決定、恐らく年間ベースで契約に見直し／再編を加える見通しだ。
インディアン・エクスプレスが30日報じたところによると、ソニー・インディアは、手始めに1991年以来3クローのオーディオ・アカウントを担当してきたTBWA Anthemとの契約を破棄した。
この点に関してソニー・インディアの板垣重役(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ担当GM)は「ソニー・インディアがこれまで広告代理契約に対する見直しを行ってこなかったのは驚き」、「こうした見直しは将来に向けた業務の改善や創意の発揚にもつながる」と指摘するとともに、「この種の見直しは毎年行うべきだ」と付言した。
ソニー・インディアの新方針で最大の恩恵を被ったのはRK Swamy/BBDO Advertising Ltdで、同社は法人広告及びＣＴＶアカウントを獲得した。一方、Enterprise NexusはＣＴＶアカウントを失ったものの、Handycam／デジタル製品アカウントは維持、オーディオ・アカウントをTBWA Anthemから引き継ぎ、新たにＤＶＤ／ホームシアター／フォーン・ビジネスも引き受けた。
板垣氏によれば、こうした再編により創意に満ちた新鮮な気分を生じさせることができると言う。