SEAnews 2000-03-30 ArtNo.22020

【ニューデリー】商務省は韓国から輸入される全てのエチレン・プロピレン・ジエン・ラバー(EPDM)に暫定反ダンピング税を課すよう提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが28日伝えたところによると、韓国から輸入されるエチレン・プロピレン・ラバー(EPM)とＥＰＤＭに対する初歩的調査の結果、ＥＰＤＭのインドへの輸出価格が韓国における通常の価格を下回ることが確認された。
韓国製ＥＰＭとＥＰＤＭに対するダンピングの訴えはこれらの製品のインドにおける唯一の生産者であるHerdillia Unimers Ltdにより提出された。
この結果、Kumho Polychem Co. Ltdを初めとする韓国の業者により輸出されるＥＰＤＭには、トン当たり一律124米ドルの暫定反ダンピング税が課される見通しだ。
ＥＰＤＭの輸入は1996／97年の110トンから1998／99年の204.9トンに拡大、1998／4／1－1999／6／30の間には287トンが輸入された。韓国製品の輸入ＥＰＤＭ市場におけるシェアは1996／97年の4.5％及び1997／98年の4％から最近の12.5％に拡大したと言う。