2000-03-29 ArtNo.21994
◆フラット・スチール業界の好況、2000年一杯持続
【ムンバイ】国内平鋼メーカーは国際的にも国内的にも需要と価格が回復に転じたことから、2000年3月期には良好な業績を計上できる見通しだ。こうした傾向は2000年(カレンダー・イヤー)一杯続くものと見られる。
インディアン・エクスプレスが27日報じたところによれば、熱間圧延コイル(HRC)の今月のトン当たり価格は、昨年同月の230~235米ドル(CIF Europe)から300~320米ドルに、冷間圧延コイル(CRC)のそれは380~400米ドルから430~445米ドルに、亜鉛鍍金鋼板のそれは392~320米ドルから462~480米ドルに、それぞれ改善した。
国内市場におけるHRCのトン当たり生産者価格は同期間に1万6500~1万2000ルピーから1万8300~1万8550ルピーに値上がり、CRCは2万4000~2万8500ルピーに2500~3000ルピー・アップ、亜鉛鍍金鋼板は2万8700~29700ルピーに、約3000ルピー上昇した。
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