2000-03-28 ArtNo.21984
◆JVSL、Corexプラントの100%稼働率達成
【ムンバイ】Jindal Vijayanagar Steel (JVSL)のCorexプラントは最大設備能力の月産6万7500トンを達成、3月は設備能力を超える稼働率で操業している。
JVSLのステートメントによると、Corexは最先端のスチール製造プロセスで、同社は今月は107%の稼働率を目指している。こうしたパフォーマンスにより、Corex技術の効率に対する根拠のない懸念が一掃されるよう期待している。Corexプラントの操業安定は同社にとって極めて重要で、金融機関が同社に対する新規借款を認めるか否かの評価ポイントになっている。
2×130MW(メガワット)の発電施設が先週稼働したため、同スチール・プラントは電力も自給できる態勢が整った。英国拠点のPowerGenと共同で設けた同発電所は、Corexプラントの排ガスを再利用している。
今年度には熱間圧延コイル(HRC)60万トン、ホット・メタル40万トン以上の製造を目指しており、3月には既に10万トン以上のHRCが製造された。
JVSLはCorex II及びペレット製造プラントの再稼働を目指しており、これらのプラントも今年度末までには試運転を開始できる見通しだ。
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