2000-03-28 ArtNo.21982
◆エンロン、イスパット・エナジに49%出資/ガス供給
【ムンバイ】米国のエネルギー・メジャー、Enron Corpは地元Ispat Industriesの完全出資子会社Ispat Energyに49%出資(約100クロー)するとともに、傘下のEnron Energyを通じ、Ispat Energyがマハラシュトラ州Dolviに建設する344MW(メガワット)のキャプティブ発電所に天然ガスを供給する。
エコノミック・タイムズ/インディアン・エクスプレス/ヒンドゥー・ビジネス・ラインが25日伝えたところでは、両社は24日、クリントン大統領のマハラシュトラ州ムンバイ市訪問の機会を利用して関係契約に調印した。
エンロンはDabholからパイプラインによりDolviのイスパット工場に年間20万トンの液化天然ガス(LNG)を供給する計画で、エンロンの別の子会社Metropolis Gasがパイプランの敷設を引き受けた。イスパットのDolviプロジェクトの金融ファシリティーは2000年第2四半期前後にまとまるものと見られる。電力は、Ispat IndustriesとIspat MetallicsがRaigad地区Dolviに設ける総合スチール・プラントに供給される。
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