SEAnews 2000-03-28 ArtNo.21978

【ムンバイ】インド商工会議所連盟(FICCI)のGP Goenka会頭と米国のFrank Wisner大使は24日、両国間のナリッジ貿易を促進することを目指す“ナリッジ・ベースの製品／サービスに関わるインド／ＵＳプロトコル”協定に調印した。
インディアン・エクスプレスが25日報じたところでは、同イニシアチブの下、両国代表はＥコマース、サービス取引、知的財産、人的移動の4領域に照準を合わせ、様々な課題を討議、向こう12～15ヶ月間に最終報告書を作成する。例えばＥコマースに関するダイアローグは国際貿易に関わる全ての規則や税務問題をカバー、討議される主要な課題には、アクセス、プライバシー、暗号化、著作権保護、責任、帯域、技術標準が含まれる。
サービスに関しては、放送、建設、コンサルティグ、デザイン、エネルギー、エンジニアリング、娯楽、金融サービス、保険、法律、マネージメント、医学、研究開発(R&D)、宇宙科学、ソフトウェア開発、観光等のより幅広い領域がカバーされるが、ダイアローグの最も重要な部分は、ナリッジ・ベースの産業を育成する上での知的所有権の保護問題。
またナリッジ・ベースの生産やアプリケーションのための真のグローバル・マーケットを形成する上では、人的移動が重要な契機になると言う。