2000-03-28 ArtNo.21976
◆グループ・オブ・ミニスター、経済成長の個別障害除去
【ニューデリー】国内経済の様々な領域で成長を阻害している障害を見極め、これらを除去する個別的方策を練る専門閣僚委員会(GOM:グループ・オブ・ミニスター)が組織された。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが25日伝えたところによれば、ヤシュワント・シンハ蔵相に率いられるGOMの使命はそれぞれの部門ごとに肌理の細かい改革政策を立案することにある。
シンハ蔵相が米国商業会議所/インドUSビジネス理事会の合同会議の席上明かにしたところによれば、GOMの提案は、個々の部門で実行されている様々な政策措置よりも上位に位置づけられる。
シンハ蔵相は、席上また国内経済の基盤は強固であり、今年度の国内総生産(GDP)成長率は6.8%に達するとの見通しを示した。
一方、インドUSビジネス理事会は、石油/ガスから知的財産、情報技術(IT)にわたる幅広い領域における米国の対インド投資を促進するため一連の措置を提案した。これらには総合的なエネルギー政策、管理行政のフレームワーク、金融規制の撤廃、国際水準を備えた特許権法の立案が含まれる。
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