SEAnews 2000-03-27 ArtNo.21971

【ニューデリー】Siel Ltdは今年5月までに傘下のSiel Airconとダイキン工業との合弁契約を成立させたい考えで、産業財政再建局(BIFR)の認可取得を目指している。
シエルのSiddharth Shriram会長兼ＭＤが23日インディアン・エクスプレスに語ったところによると、同社はリハビリテーション・パッケージの全ての要求を既に満たしており、銀行も書面で合弁事業を認める意向を表明している。このため同氏は向こう数週間中にＢＩＦＲの認可が得られるものと期待している。
シエルの完全出資子会社シエル・エアコンはエアコン、ウォーター・クーラーの製造を手掛け、Siddharth Shriram groupのUsha International Ltdがマーケッティングを引き受けている。
シエルの営業額の40％は扇風機、20％は家電製品、13％はミシン、11％は農機、16％は自動車部品で占められている。1999年3月期の営業額は390クロー、純益は5.39クローで、2000年3月期の営業額は10％、純益は20％の上昇が見込まれている。
シエルは昨年、ダイキン工業との20：80の合弁でエアコン／ウォーター・クーラーの製造販売を手掛けるDaikin Shriram Air Conditioning Ltdを設立する計画を発表した。シエルのエアコン・ビジネスは新合弁会社に注入され、Usha Internationalが営業代理を務めることになっている。