2000-03-27 ArtNo.21969
◆リチャード・リー氏、US$1億マルチメディア・プロダクション
【ニューデリー】香港タイクーン、李嘉誠(Li Kashing)氏の子息、リチャード・リー氏はデリー拠点のインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)Data Accessの権益を買収したのもつかの間、ニューデリーにマルチメディア・プロダクション施設を設け、インターネット関連のコンテンツの制作に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが24日報じたところによると、リー氏のパシフィック・センチュリー・グループは、デリー・ベースのテレビジョン・ソフトウェア/放送時間セールス会社Stracon Indiaと合弁会社を設立する。リー氏が新会社の支配権益を握り、投資額は1億米ドル前後とされる。新会社はコンテンツの制作やデータ・アクセス・サービスを手掛ける他、アジア太平洋地域におけるリー氏の他のインターネット・ベンチャーのためのコンテンツ・ハブを務める。
パシフィック・センチュリー・グループは、香港政庁が計画した16億米ドルのCyber-port事業を引き受けている。
リー氏は最近データ・アクセスの49%のシェアを買収したが、同社のプロモーターは、Stracon IndiaのSiddhartha Ray重役(MD)で、Ray氏はエコノミック・タイムズのインタビューに対してリー氏との第2の合弁事業が準備されていることを確認した。データ・アクセスはカテゴリーAのISPライセンスを所持、ISPゲートウェイの開設許可も得ている。
|