2000-03-27 ArtNo.21968
◆ペンタソフト、フォードのためにオフショア・センター設置
【チェンナイ】Pentasoft Technologies Ltd傘下の3CRC TechnologiesはFord Motor Coのためにオフショア・デベロプメント・センターを設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが24日、3CRCのA.S. Ramaseshan副社長の談話を引用し、報じたところによると、現在、既に3CRCの20人のソフトウェア・エンジニアがフォードのミシガン本社で同社のためにオンショア業務を手掛けている。5月には3CRCがチェンナイに設けたグローバル・デベロプメント・センターをフォード・チームが訪れる予定で、その後フォード専門のソフト開発センターが新設される。
3CRCは既にフォードのために旧式データのコンバージョンやエンジン・デザインの修正を引き受けており、オフショア・センターは当初スタッフ20~25人で業務を開始、人員はその後急速に拡大される。
3CRCの対米業務は1000万米ドルの売上が見込まれ、この内500万米ドルがフォードからのもの。その他、Eaton CorporationやRoush Industriesが顧客に名を連ねている。
今年3月期の3CRCの年商は25クローと見込まれるが、来年度は75クローが目指される。自動車、航空、ヘビー・エンジニアリング、消費用電子の4領域をターゲットとする3CRCは、ローター・ダイナミクスと自動車サプライヤーのための2つのポータルを設ける計画だ。
ペンタソフトのV. Chandrasekaran会長によると、同社は向こう18ヶ月間に企業買収や事業の拡張に6000万~7500万米ドルを投じる。
この日は3CRCの本社兼デベロプメント・センターの開所式が催された。2万5000平方フィートの同センターには220人が勤務、コストは10クローとされる。
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