2000-03-24 ArtNo.21958
◆インド旭硝子、社名変更し、ニッチ・マーケットに照準
【カルカッタ】ガラス産業の前途に曙光が射しているにも関わらず、Indo-Asahi Glass Company Ltd(IAGCL)は、フロート・ガラス製造に見切りを付け、無公害製品等、新たなニッチ・マーケットを開拓する方針だ。
IAGCLのP.N. Roy会長が22日の年次総会後ヒンドゥー・ビジネス・ラインに語ったところによれば、フロート・ガラス市場が低調なことから新市場の開拓は不可避で、例えば高品質な装飾ガラスやより薄手の板ガラス等、ニッチ製品の製造を目指す。パートナーの旭硝子は1999年10月14日に39.76%のIAGCL持ち分をBaroda拠点のBharat Glass Tubes Ltdに売却した。このため社名も近く変更される。
IAGCLの1999年9月期18ヶ月の営業額は107.13クローで、21.16クローの損失が計上された。ちなみに1998年3月期12ヶ月間の営業額は55.97クローで、17.63クローの損失となっている。
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