2000-03-24 ArtNo.21957
◆外国機関投資家、GACL子会社権益をUS$8500万で買収
【ムンバイ】Gujarat Ambuja Cements (GACL)は22日、外国機関投資家3社(AIG Asian Institutional Fund II/AIG Asian Opportunity Fund/GIC Special Investment Pte Limited)が完全出資子会社 Ambuja Cement India (ACIL)の40%の権益を8500万米ドル(372クロー)で買収したと発表した。
インディアン・エクスプレス/エコノミック・タイムズ/ヒンドゥー・ビジネス・ライン/ザ・ヒンドゥーが23日報じたところによると、GIC Special Investment Pte Limitedはザ・ガバメント・オブ・シンガポール・インベストメント・コープ(GIC)傘下の非公開投資子会社で、他の2基金はアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下の投資ファンド。GACLのA Singhvi取締役は「これで、株式を希薄化させることもなくなった」と述べ、国際預託証券(GDR)の発行を通じた海外における2億米ドル調達計画を放棄したことを確認した。
これによりGACLの60%子会社になったACILは、これ以前にAmbuja Cement Easternの93%の権益を415クロー(1株25ルピー)で買収した他、GACLがアンドラプラデシュに建設中の930クローのセメント工場も傘下に収め、ACCの7.2%の権益も親会社から移転されている。GACLはACILの権益売却により、一連の企業権益買収費の一部を補填できると言う。(SEAnews3/22,23号参照)
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