2000-03-24 ArtNo.21947
◆インド/US最高経営者会議、ナリッジ・マネージメント戦略立案
【ニューデリー】インドと米国企業の最高経営者(CEO)が一堂に会し、インドを知識集約型経済に転換させるための戦略を練る。
エコノミック・タイムズが23日伝えたところによれば、インドCEOチームの座長はインフォシスのNR Narayan Murthy氏が務め、インド産業連盟(CII)と国際コンサルタント会社Monitor Companyがインド企業60社の管理職を対象に実施したナリッジ・サーベイの報告書が同会議の叩き台にされる。
ナリッジ・サーベイは、管理職のナリッジ対する感触や認識、ナリッジ・マネージメントの効率、将来のナリッジ・マネージメント戦略立案の方向等に関するデータを収集することが目的とされ、インドでこの種の調査が行われたのは恐らく初めてのこと。
同調査によるとインド企業の場合、回答者の29%が自身の会社のナリッジ・マネージメント戦略は良好と見ており、この方面で先頭に立っていると目されるシンガポール企業の11%を上回った。しかしナリッジ・マネージメント戦略の立案が向こう12~24ヶ月の優先課題と答えた企業は全体の約50%で、シンガポールの81%を下回った。
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