SEAnews 2000-03-22 ArtNo.21918

【ニューデリー】今年度8ヶ月間（1999/4-1999/11)の輸出は工学／化学製品に牽引され、前年同期比13％の成長を見た。同期の主要輸出品は繊維／工学品／宝飾品／化学品で、これら4品目だけで輸出総額の68％を占めた。
ダイレクトレート・ジェネラル・オブ・コマーシャル・インテリジェンス＆スタティスティクス(DGCI&S)が商務省経済部の支援を得て作成した非公開の統計データによれば、同期のエンジニアリング製品輸出は21.42％増の29億5797万米ドルで、総輸出の12.22％を占めた。以下、化学品9.90％増29億6882万米ドル／シェア12.26％、繊維10.69％増58億1413万米ドル／シェア24.02％、宝飾品22.56％増47億6059万米ドル／シェア19.66％、非分類品目385.09％増の12億6698万米ドル／シェア5.23％となっている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが20日報じたところによれば、同期にマイナス成長を記録したものには、農業関連品の12.4％減22億2983万米ドル／シェア9.21％及び鉱物の3.52％減5億1351万米ドルを挙げられる。
輸出先については、アジア／オセアニア向けが13.78％増の88億3199万米ドルで総輸出の36.48％を占め、最大。西欧向けは7.87％増の65億3486万米ドルで総輸出の27％、東欧／独立国家共同体(CIS)向けは各24.3％と32.5％の成長を見、まとめて総輸出の6.5％を占めた。
年初8ヶ月の輸入は7.25％増加したが、輸入全体の38.91％を占めるバラ荷が27.75％増の117億7185万米ドル、また総輸入の10.90％を占める宝飾品輸入が40.77％増の32億9812万米ドルを記録、両品目が輸入の伸びを牽引した。
これに対して機械輸入は12.60％減の25億6206万米ドル。総輸入の9.57％を占める金／銀は15.21％減の28億9598万米ドルにとどまった。
総輸入の45.68％を占めるアジア／オセアニアからの輸入は7.33％増の138億1981万米ドル、総輸入の28.12％を占める西欧からの輸入は7.82％増の85億796万米ドルだった。