2000-03-21 ArtNo.21908
◆2003年のインターネット契約者750万人突破:IDC
【ニューデリー】インドにおけるインターネット・サービス契約者は2000年末には約100万人に達し、2003年には750万人をマーク、年率95%の成長が見込まれる。
市場調査会社IDC(インディア)が予測するところでは、1999年末のインターネット契約者は約50万人に達したものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが18日報じたところによると、度肝を抜く95%の平均成長率(CAGR:コンパウンド・アベリッジ・グロース・レート)に関して、IDCはネット人口に占めるホーム・ユーザーの比率が、現在の20%から2003年には67%に達する点を指摘している。一般家庭向けパーソナル・コンピューター(PC)の出荷台数の伸びは、今後も衰えない見通しで、このことがネット人口の急増に大きく寄与する見通しだ。
さらにインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)の無制限アクセス・サービスが、こうした潮流に拍車をかけるものと見られる。インドでも既に複数のISPがこの種のサービス・パッケージを提供しているが、2000年末までには他の大部分のISPも無制限アクセス・サービスを提供するようになる。
またケーブルを通じたインターネットへのアクセスも2001年末までには大部分の都市で可能になり、この種のネット・ユザーが100万人に達する見通しだ。ケーブル・モデムの価格は2年内に30%下降するものと見られる。
豊富なインディアン・コンテンツも需要を刺激する要因の1つで、2002年末までには大部分のISPがマス・カスタマイズド・パッケージを提供するようになる。
加えて2001年第1四半期までには大部分のベーシック・サービス・プロバイダーが様々なISPと売上分与契約を結ぶことになり、これによりインターネットへのアクセスのコストが一層下降すると言う。
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