2000-03-20 ArtNo.21900
◆政府、外国直接投資プロジェクト46件、802クロー認可
【ニューデリー】インド政府は外国投資促進局(FIPB)の報告に基づき情報技術(IT)、化学、加工食品、非銀行金融機関(NBFC)、自動車部品、送電ケーブル、ソフトウェア、ヘルスケア等に関わる46件、総額802.9クローの外国直接投資(FDI)プロジェクトを認可した。
ザ・ヒンドゥー及びヒンドゥー・ビジネス・ラインが17日、商工省の発表を引用し、報じたところによれば、地元ソフトウェア・メジャーのSSI Ltdは、Eコマース領域への進出やソフトウェア開発に充当するため、国際預託証券(GDS)発行を通じ435クローを調達、米国企業Chaitime Inc.は、全世界のインド人をターゲットにしたウェブサイトを設けるため22クローを投じて完全出資子会社を設立する。Asia Brown Boveriはインドにおける投資を統括する持ち株会社ABB Holdings(South Asia) Limitedを設立する。カルテックス・インクはLPGの輸入/貯蔵/流通インフラの拡張等に180クローを注入、現地合弁事業IBP Caltexの自己資本を拡張する。Nestle SAはNestle India持ち分を51%から56%に引き上げる。Citicorp Financeは14クローを投じ、下流部門企業の74%のシェアを買収、より多彩な金融サービスを手掛ける切符を手にした。
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