2000-03-20 ArtNo.21892
◆Ensoftek、B2Bポータル開設でUS$3千万調達
【バンガロール】米国拠点のEnsoftekは、輸出入を手掛けるインドや米国の中小企業をターゲットに今年10月の稼働を目処にB2B(ビジネス対ビジネス)ポータル“Anhiti.com”の開設を準備している。
EnsoftekのRamana Reddy社長がインディアン・エクスプレス(ET)に語ったところによると、ポータル開設の諸経費に充てるため同社はベンチャー・キャピタルから約3000万米ドルを取り入れる計画で、株式公開を通じて1億8000万米ドルを取り入れることもオプションとして検討している。
ET紙が17日報じたところでは、水平型ポータルのEnsoftekは年間3兆米ドルと見積もられる世界のB2B市場開拓を目指しており、当面はインドと米国がターゲットとされるが、その後北米、欧州連合(EC)、中東、日本、中国もカバーする計画だ。サプライ・チェーン全体をカバーした総合Eトレードの便宜を提供する。全てのビジネス・プロセスを自動化できるAutomated Import Solutionsソフトウェアを採用、ソルーション/インフラ開発の面では、ハイデラバード拠点のGTeSとも提携した。
向こう3ヶ月以内に設けられるバンガロール・オフィスはアジア/中東/アフリカ地域のハブを務める。2001年までに登録企業4万社(30業種/700商品カテゴリー)、月間平均ページ・ビュー300万ページを目指す。今年の営業額は800万米ドル、来年は2000万米ドルが見込めると言う。
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