SEAnews 2000-03-20 ArtNo.21891

【ムンバイ】今年1月にインド・オフィスを開設した米国拠点のインド専門ポータル“eindia.com”は今年5月までにナスダック登録を果たす計画だ。
インディアン・エクスプレスが17日、ｅインディア・コムのVikram Chopra営業／事業開発部長の談話として報じたところによると、昨年8月Alta Partnersから資金提供を受けた同社は1ヶ月以内に第2次資金調達も完了する。
前回の資金調達時には同社の市価は1200万米ドルと見積もられたが、今やその8～9倍に拡大、投資額は現在の評価額の10～40％に達する見通しだ。
来週から全世界で広告キャンペーンが展開され、インドだけで約700万米ドルの広告費が支出される。
昨年半ばに海外在住インド人2人と米国パートナーが共同で創設したｅインディア・コムは当初Zspinと名付けられたが、Zspinの1％のシェアと引き替えにドメイン・ネームを手に入れた際、ｅインディア・コムに改めた。当初のプロモーターが目下70％のシェアを占め、Alta Partnersと米国の複数の投資家が残りのシェアを握っている。
昨年8月以来、検索エンジンのInktomi、ＥメールのCritical path、ＧＩＳ(ｼﾞｵｸﾞﾗﾌｨｶﾙ･ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ･ｼｽﾃﾑ)のMapquest、天気予報のAcuweatherがｅインディア・コムのポータルに加わった。同ポータルはインドに照準を合わせ、ニュース／トラベル／個人金融／料理／娯楽等の話題や情報を提供している。目下Ｅコマースの導入準備も進めていると言う。