2000-03-17 ArtNo.21880
◆現代自動車、アクセント・オートマチックの発売を見合わせ
【チェンナイ】Hyundai Motor India Ltd(HMIL)は、ロー・ボリュームと環境に適さぬことを理由に中型乗用車Accent(1500cc)オートマチック・バージョンの売り出しを見合わせた。
HMILは今年1月に催されたオート・エクスポの会場で、今年第2四半期にアクセントのオートマチック・バージョンを発売すると発表、前進4段変速モデルの価格は、マニュアル・モデルを約7万5000ルピー上回るとしていた。
インディアン・エクスプレスが15日、HMILのAP Gandhi社長の言を引用し、報じたところによると、一定の速度で持続的走行が可能な道路環境の下で、オートマチック・バージョンはメリットがあるが、インドの道路環境はそのような条件を満たしていない。またオートマチック・バージョンの需要も決してそれほど大きくない。
HMILは4億米ドルの第2段階の拡張計画を準備しており、これにともない別に新モデルが紹介される。
HMILは2000年(カレンダー・イヤー)の販売目標を7万8000台に設定、内サントロが6万6000台、アクセントが1万2000台と見積もっているが、向こう数カ月の販売状況次第では、目標を上方修正することもあり得る。またサントロとアクセントの販売比率にも見直しを加えると言う。
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