2000-03-15 ArtNo.21864
◆Kopran Drugs、バイオテック市場開拓に本腰
【ムンバイ】英国企業Synpac Pharmaceuticalsと地元企業Parijat Enterprisesの合弁会社Kopran Drugsは、Kopran Ltdの合成ペニシリン・ビジネスを買収して新設したKDL Biotech Ltdを通じ、バイオテクノロジー領域の開拓に乗り出した。
インディアン・エクスプレスが14日伝えたところでは、KDLは薬品原料業界で用いられる生物工学製品の開発/商業化事業に1000万米ドルを投じる計画だ。
KDLは既にセファレキシン等の製品領域において合成物質に換えてバイオ触媒を使用する方法を開発している。ペニシリンGアシラーゼを製造するバイオ部門を有するKopran Drugsは、これまでに抗ガン剤Bleomycinや細胞障害用抗生物質を開発、目下制ガン剤マイトマイシンや制バクテリア剤バンコマイシン等の研究を進めている。
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