【ニューデリー】Steel Authority of India Ltd(SAIL)のArvind Pande会長と鉄鋼省のA. K. Basu次官は13日、Dilip Ray鉄鋼産業相の立ち会いの下、SAILの事業再編に関する覚書に調印した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとザ・ヒンドゥーが14日報じたところによると、SAILは同覚書の下、向こう2~3年内に黒字転換を目指す。インド政府は先月の閣議で同覚書の内容を承認しており、再編計画には、機能本意の組織から事業本意の組織への転換、戦略的マーケッティング、事業処理プロセスの再構築、コスト削減、電力/酸素/合金/特殊鋼等の非中核業務からの撤退、5454クローの政府貸付の帳消し、SAILの3000クロー資金調達計画に対する政府保証、依願退職スキームに対する政府融資が含まれる。政府はそのステートメントの中で、SAILの抱える問題の長期的解決には、金融再編のみでは不十分であり、覚書調印の意図は、一定のスケジュールに従い、一定時間内に1つ1つの目標をクリアすることにあるとしている。