2000-03-15 ArtNo.21856
◆Telco、非Cumminsエンジン車を徐々に淘汰
【ムンバイ】地元商用車大手、タタ・エンジニアリング・アンド・ロコモーティブ・カンパニーLtd(Telco)は2000年4月のデッドラインまでに完全にEuro排ガス基準を満たすべく、準備を加速するとともに、ディーゼル・エンジン・メジャー、Cumminsのエンジンを搭載している車種と非Cumminsエンジン車の価格差の縮小に努めている。
エコノミック・タイムズが13日、Telco筋の消息として伝えたところによると、1年前にはCumminsエンジン搭載車と非Cumminsエンジン搭載車の間には4万~7万ルピーの差が有ったが、今では1万5000~1万9000ルピーに縮まっている。1613Cumminsエンジン搭載車の価格は62万9000ルピーで、同種の非Cummins車は61万ルピーとなっている。
1999/2000年度にはCumminsエンジン車を2万5000台販売、前年度の5248台から大幅に拡大させた。これらのエンジンはTelcoと米国Cummins Engine Coの50:50合弁会社Tata Cumminsにより製造されている。過去数ヶ月、両モデルの価格を共に引き上げるとともに、価格差を縮め、顧客の非Cummins車からCummins車への乗り換えを容易にしてきた同社は最終的に非Cummins車の生産を停止する方針と言う。
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