2000-03-15 ArtNo.21855
◆他のアジア諸国並みに金利引き下げを:商工会議所連盟
【ニューデリー】インド商工会議所連盟(Assocham)は13日、最優遇貸出金利(PLR)と一般金利を他のアジア諸国並みに引き下げるよう提案した。
ザ・ヒンドゥーが14日報じたところによると、Assochamはそのステートメントの中で大部分のアジア諸国は1990年代にPLRとその他の金利を引き下げることができたが、インドのこの方面における成果は貧弱と指摘している。
それによると、インドが金利引き下げの目標を実現するには、通貨システムを高度化し、金融政策を改善する必要がある。金利を引き下げることができないなら、インドは近隣諸国との競争や国際市場において淘汰される他ない。
オーストラリア、韓国、ニュージーランドは1990年代にPLRを最大11%引き下げたが、インドの下げ幅は4%にとどまった。また同期間にタイ、インドネシア、フィリピンは実質金利を6%ポイント引き下げたが、インドは僅か1.4%ポイント引き下げたに過ぎない。とは言え、域内の15カ国中、台湾、中国、シンガポール、香港、スリランカ5カ国の実質金利は同期間に上昇したと言う。
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