【ムンバイ】世界最大の医療機器会社Boston Scientificはインド市場の売り上げが5年内に1億米ドルに達し、2500万米ドルの利益を計上できるものと見ている。
エコノミック・タイムズが13日報じたところによると、ボストン・サイエンティフィック社のJeff Goodman社長は、インドを同社製品の部品調達拠点とする可能性を示唆した。それによると、まだ決定された訳ではないが、この種の構想にはステンレス・スチール加工を強味とする地元エンジニアリング企業とのタイアップや投資額1000万米ドル程度の小規模製造拠点の設置が含まれる。
現在インドに連絡事務所を有するボストン・サイエンティフィック社はMedtronik、Johnson&Johnson、Guidant等と2000万米ドルと見積もられるインド市場のシェアを争っている。同社はまた Indian Space Research Organisationと合弁事業を進めている。ボストン・サイエンティフィックの年商は29億米ドル、今年の予想アジア売上は約1億米ドルで、中国とインドの売上が各1000万米ドルと言う。