2000-03-14 ArtNo.21840
◆クリントン訪問で対米輸出US$40億アップ:CII
【ニューデリー】クリントン大統領の訪印が弾みとなり、インドの対米輸出は2005年までにソフトウェアを抜きにしても今日の80億米ドルから120億米ドルに5年間で40億米ドル拡大する見通しだ。
インド産業連盟(CII)のTarun Das理事長が11日語ったところによると、クリントン効果でインドと米国の貿易投資が活発化し、目下40億米ドルの対米輸入も拡大するが、インドの対米輸出黒字は維持される。
エコノミック・タイムズが12日伝えたところによると、CIIは、クリントン大統領のインド訪問期間にB2Bイニシアチブの下、両国企業最高経営者(CEO)会議を主催する。同会議は今後毎年2回開かれ、両国間の貿易投資促進の役割を担う。またインフォシスのNR Narayanamurthy重役(CEO)を長とするインフォテック/薬品/バイオテクノロジー領域の別のCEOフォーラムも組織される。これら2つの民間フォーラムは、やはり大統領の訪問期間に組織される政府間フォーラムを補完することになる。また35歳以下のヤングCEOの代表団が組織され、メンフィスで5月にインディアン・ウィークが催される。
クリントン大統領以外にも、少なからぬ米国の個人や代表団がインドを相次いで訪れる。最近、Brookings InstituteのRichard Haass理事がインドを訪れ、自由貿易協定締結を提案した。この他ペンシルバニヤ州のビジネス代表団、ジョージタウン・ユニバーシティーの学生代表団、著名なAspen InstituteのElmer Johnson総長も近くインドを訪れると言う。
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