1995-06-30 ArtNo.2184
◆<星>ケッペル・チーム、軽便鉄道敷設入札に1番札
【シンガポール】地元のケッペル・エンジニアリング、米国のAEGトランスポート・システム、香港のガモンPte Ltdから成るコンソーシアムがブキ・パンジャン及びブオナ・ビスタ両地区の軽便鉄道(LRT)敷設工事入札に、各2億8476万2223Sドルと2億3000万3239Sドルの1番札を入れた。
MRTC(マス・ラピド・トランジット・コーポレーション)が28日発表したところによれば、ブキ・パンジャン路線には8チームが、ブオナ・ビスタ路線には5チームが、入札した。ケッペル・チームは両路線にいずれもラバー・タイヤ・システムを提案、この他、VAL208ラバー・タイヤ、ストラドゥル・モノレール、サスペンディッド・モノレール、ケーブル方式が提案された。地元L&Mグループとシーメンスから成るチームは、両路線にそれぞれ6億2950万Sドルと5億3597万Sドルの最高価格で応札した。 MRTCは入札価格だけだなく、輸送量、運賃、営業コスト等の諸要因も検討した上、LRTプロジェクトを実行すべきか否かに関する報告書を政府に提出する。実行がきまれば、両路線は約3年間で完成する見通しと言う。(ST,BT:6/29)
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