【ニューデリー】韓国の現代自動車が完全出資するHyundai Motor India Ltd(HMIL)は高級車EF Sonataを、SportageやStarexに先駆けインド市場に投入する。値段は100万~120万ルピーになる見通しで、売り出し時期は第3シフト導入の時期と密接に関係していると言う。
エコノミック・タイムズが11日報じたところによると、HMILは1月に催されたオート・エクスポの会場で、2000年度の販売目標を達成するため新たに3モデルをインド市場に投入すると発表していた。スポーティッジはKiaブランドのスポーツタイプの多目的車。2600CCのスターレックスは多目的車と軽商用車の特徴を兼ね備えたハイブリッド車。
HMILのソナタ発売は、他社が一群の新モデルを同セグマントに投入する準備を整えている時期に一致しており、Daewoo Motors Indiaはプレミアム中型モデルLeganza、タタ・グループはMagnaの発売を予定している。Leganzaの価格は120万~150万ルピーと見られ、Magnaの売り出しは来年になる見通しだ。HMILは、今年、昨年の販売実績5万2000台を30%上回る7万8000台の販売を目指しており、この内6万6000台はSantro、1万2000台はAccent。
HMILの今年2月29日までの累積販売台数は8万4887台、内8万685台がサントロ、アクセントが4202台となっている。今年2月の販売台数はアクセント1270台、サントロ6203台。アクセントは昨年10月末から販売が開始された。