2000-03-09 ArtNo.21808
◆Wockhardt、米国FDAに潰瘍新薬の認可申請
【ムンバイ】Wockhardtは、このほど米国拠点のSidmak Laboratories Incと共同開発した新潰瘍薬のANDA(簡略化新薬申請:abbreviated new drug application)を米国食品医薬品局(FDA)に提出した。ANDAはジェネリック薬品市場に進出する上で不可欠の手続きとされる。
WockhardtとSidmakのリスク/コスト・シェアリング協定の下に共同開発された15種類の製品が1999年2月から2003年の間に米国市場に紹介される予定で、これらの製品にはいずれも両社の社名がプリントされることになっている。これらの新薬だけで105億米ドルの売上が見込まれている。しかしSidmakは目下Ranbaxyを初めとする国際企業により買収の標的とされており、アナリストらは、こうした買収計画が実現するなら、両社の合弁事業は全く別の意味を持つことになると評している。
WockhardtはMerck Mexicoにビタミン12を納入している他、日本のエーザイとも他の薬品サプライ契約を結んでいる。
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