2000-03-08 ArtNo.21793
◆ソフトウェア産業成長率47%に鈍化:Nasscom予想
【カルカッタ】1999/2000年度のソフトウェア製品とパッケージの売上は前年の3255クローを47%上回る4800クローに達するが、これまで常に50%以上の成長を遂げてきたインドのソフトウェア産業としては初の成長鈍化となる。
エコノミック・タイムズが6日、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)のDewang Mehta会頭の言として伝えたところによると、ブランド・ソフトウェアのシェアも昨年の61.4%から58.3%に縮小する見通しだ。Microsoft、Oracle、SCO、Unix、SAP等のブランド・ソフトウェアの売上は、前年(2000クロー)比40%増の2800クローと見込まれ、内1950クロー(1400クロー)は国内販売、残りの850クロー(600クロー)は輸出売上(括弧内は前年の数字)。しかしブランド・ソフトウェアのソフトウェア総輸出に占めるシェアは昨年の4.6%から5%に拡大するものと見られる。
金融/会計ソフトウェアの売上は前年の59クローから79.50クローに拡大が見込まれ、同カテゴリーのソフトウェアの向こう2年間の成長率は20~30%と予想されると言う。
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