SEAnews 2000-03-07 ArtNo.21768

【ニューデリー】教育訓練／ソフトウェア・メジャーAptechは、米国における大型企業買収を進める上から来年度中にナスダックへの登録を果たす計画だ。
インディアン・エクスプレスが4日報じたところによると、Aptechは2000年度中にUS GAAP の会計基準を満たし、来年初にもナスダック登録を目指すもよう。
AptechのGanesh Natarajan重役(MD)によると、ナスダック登録は海外投資資金の調達を容易にし、国際的なブランド・イメージを高める他、同社はこれにより米国／欧州勤務者150人を含む社員に魅力的な従業員持ち株制度(ESOP)をオファーできる。
米国における株式公開を通じ、どれほどの資金を調達するかは、企業買収の規模次第で、具体的目標額は未定だが、現在米国における主要なＥコマース・プレーヤーの市価は5000万～6000万米ドルで、ビッグ・リーグに仲間入りするには、250クロー程度の企業買収が必要と見られる。
Aptechは既にソフトウェア企業3社をリストアップしており、米国における初の買収計画は4月までに、第2のそれは今年末までに契約調印できる見通しだ。最初の企業の買収価格は約1500万米ドルで、当初2社の買収に必要な合計2500万米ドル前後は内部資金と借り入れで賄う。
ムンバイ拠点のAptechはニュー・ムンバイに8万5000平方フィートの新施設を設け、エンジニアも現在の450人から今年末までに750人に増員する。新施設がフル稼働する来年には、エンジニアの数は800人に達する見通しと言う。