2000-03-06 ArtNo.21763
◆シグマ・オンライン、8インターネット・ゲートウェイ設置計画
【ハイデラバード】カテゴリーAのインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)、Sigma Onlineは、4月までに8つのインターネット・ゲートウェイを設けるとともに、新たに30都市をカバー、地場ISPメジャーとしての地歩を固める計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1日、シグマのKota Ramesh重役(MD)の言を引用、伝えたところによると、これはインターネット・ゲートウェイ市場を民間に開放する政府の方針に呼応したもので、3月末にも8つのゲートウェイが完成、国内ISPの先頭に立つ。
昨年9月からダイアルアップ接続サービスを開始した同社は、第1期プロジェクトとして、国内のインターネット接続サービス市場の85%を占めるHyderabad/Bangalore/Pune/Ahmedabad他4都市にサービスを展開してきた。第2期プロジェクトとして、4月までに別の30都市にサービスを拡大することが目指されている。第1期事業には25クロー、第2期事業には100クローが投じられる。同社は当面150クローの投資を予定している。こうした資金は海外在住インド人(NRI)により拠出され、これまでのところ借り入れはゼロ。向こう3年間の投資額は1000クローと見込まれるが、証券市場での資金調達は計画されていない。
8つのゲートウェイが完成したなら、余分の帯域は小規模ISPや法人顧客にリース、ケーブル・ネットワークの構築も図る。これにより同社顧客は、セットトップ・ボックスを用い、コンピューターや電話回線の助けを借りずに、インターネットにアクセスできるようになる。これらのサービスは今年末までに提供される。シグマはDSL(Digital Subscriber Line)、ケーブル、ワイヤレス、セットトップ・ボックス等のメディアを通じたサービスを段階的に導入して行くと言う。
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